火魔人のベビメタ語り

BABYMETALのファンブログ

BABYMETAL名古屋白ミサ2日目@ZEPP NAGOYA ライブレポ。「シンコペーションの衝撃」

久しぶりの更新、今回はベビーメタル白ミサファイナルのライブレポ。

 

”白ミサ”というのはライブに参加するメイト(ファン)達にドレスコードとして顔に白塗り(コープスペイント)を要求されるイベント。

今までも「黒ミサ」という男性限定の白塗りイベント、「赤ミサ」という女性限定のイベントはあったものの、今回は男女両方が白塗りを要求されるものだ。

自分は最初白塗りに必要なドウランなどの化粧道具は人から借りるだけで、適当に処理しようと思っていたものの、ツイッターに上がってくる完成度の高い白塗り写真を見せられると自分もちゃんとやりたくなり、気づけば化粧道具一式を買ってしまっていた。

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白塗りメイクもなかなか楽しいものだが、当初女性にとって不評が出たのはライブが終わるとメイクを落とさなければならなく、その時にスッピンになってしまうことだ。

おかげでいつもより女性の参加率が少なかったようにも思える。

(世を忍ぶ仮の姿は見せられないのだ)

 

7月はほとんど来なかった台風も8月下旬に入ると溜まっていた鬱憤を晴らすように台風が何個も通り過ぎていく。

その日も朝から雨が降っていて、本当にベビーメタルのライブは雨が多いのを実感する。
ベビーメタル雨女説もあるが、雨が降った日のライブは伝説が約束されるのも事実。

 

 

14時頃会場につくと、ベビメタTを着たメイト達が談笑したり白塗りをしながら会場周辺を埋めていた。

babymetalmatome.com

自分は向かいのカフェで白塗りをさせてもらえるようなので中に入ってみたものの、みんな白塗りの途中で、知り合いのメイト集団の長机に相席したにも関わらず誰が誰だか気づくまでかなり時間がかかった笑

1時間ほど時間をかけメイクをしているとあっという間に入場時刻。

列に並ぶ皆が白塗りをしていて笑いそうになる。

 海外ツアーを大成功させ、4大フェス四天王を倒した無敵のベビメタ軍団の凱旋を祭りのようにペイントを施し出迎えるメイト達。

 

会場に入ると去年のBABYMETAL全国ツアー名古屋公演と同様、3つの入口からどこでも自由に入れるため、最前に行こうと思えば無理やり入れそうな気もする。

今までの経験則で言うとあまり前の方に行っても逆に見えないこともあり2列目の柵のあたりにいく。

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メイト仲間と合流ししばらくしゃべってると、開始20分前あたりで入口からドドド!っと人が押し寄せみんなとハグれてしまう。

あとから聞いた話、入場できなかった客が一気に押されて入ってきたらしい。

 

 

客電が消えいよいよライブスタート。自分は待ちに待った今年はじめてのベビメタライブでテンション上がる。

定番の紙芝居ではルネッサンス絵画の「最後の晩餐」やボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」をオマージュとしたネタが流れる。

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(キリストとヴィーナスがSU-METALに代わっていた)

 

爆音とともに始まりは定番の「BABYMETAL DEATH」スタート。

自分は背が低いのでほとんどメンバーの顔が見えないけど、ジャンプする度にたまにチラチラと赤くライトで照らされた美少女が見えると、ホログラムか何かのように現実感がない。それほど美しい。

 

前日の名古屋公演一日目がアルバムの1st中心のセットリストだったからこの日は2nd中心になることはある程度予想できた。

 

2曲目の「ヤバッ!」でモッシュが始まる。ただ名古屋のメイト達はそんなに激しいモッシュをしないのでちょうどいい盛り上がりとの安全性のバランスで楽しめた。

次の「ド・キ・ド・キ☆モーニング」ではントロが流れた瞬間にはもうテンション上がったし、合いの手を叫ぶとすでに声が枯れそうになる。

 

4曲目「Catch me if you can」ではさらにモッシュは激しくなり、サークルモッシュも始まる。

嵐を巻き起こすBABYMETALはピットの上にも台風を作り出す。

最後のSU-METALの「デンジャラスだもん♥」のアニメ声のかわいさでトドメを刺される。彼女たちがどれだけアーティストと呼ばれようとアイドルの二面性は隠し切れないようだ。

 

そして聞き慣れないイントロの後、セリフ(ヨハネ黙示録らしい)が流れ「Sis. Anger」が始まる。

まあ、この怒涛のツーバス連打の迫力たるや生音ならではだし、久しぶりに胸をえぐられるような低音を食らった。

「嫌いだ-!」とみんなで怒りを叫ぶのはメタルの正統派の楽しみ方だし、逆にベビメタにとっては変化球なのが面白い。

 

6曲目は「悪夢の輪舞曲」。 横浜アリーナのライブでは近くにいた人が「チッ・・ロンドかよ~」と愚痴をこぼしてたけど、「好きな人間もいるんだからね!」って言っておきたかった。

ただこの曲はノリづらいのはわかる。みんなが聞き入ってる中、3拍子ヘドバンしてた。

ダンスしながら歌うSU-METALは疲れを知らないのか、歌声がブレることなくCDのように完璧に歌い、CD音源以上のエモーショナルを吐き出す。

 

7曲目「META!メタ太郎」これもウェンブリーのライブビューイングで観た以外はWOWOWやファンカムでしか観れてない曲。生で見るのは初めてで、フリも含めてほんとに楽しい曲。

これはサビも歌ってる人もちょこちょこいて、教育番組の歌のお姉さんと一緒に歌う”大きいお友達”状態だった。

 

次にまたも聴いたことのないイントロでザワつく会場。

その瞬間他公演でやった「シンコペーション」だと気づき、胸が高まる。

音源よりもハッキリと主張するギターの音。全然違う・・・もちろんいい意味で!

そして三人のダンスが始まるやいなやアドレナリンが激流のように流れだす。

「これこれ!!こういうの求めてたんだよ!ミキコ先生最高!」と心のなかで叫んだ。カッコイイ音がビジュアル化されて目に見えるようなハマり具合の振り付け。

CDとは生まれ変わったかっこよさで痺れまくった。

 

そして9曲目「KARATE」。この曲はワールドツアーを通じ成長をし続け、ついには第三形態にまで進化したきたキラーチューン、いやモンスターチューンだ。

今回はエンディングに使われるエモいギターフレーズから始まっていく。

ブレイクコア特有の重いギターとドラムの音が容赦なく攻めてきたと思ったら、ユイモアの「セイヤ!セッセッセセイヤ!」と可愛らしくも力強い声に客の皆が続く。

サビでSU-METALの声に応えるように「WOWWOW~」とオーディエンスが合唱する。

間奏部分では公式もネタにしていた”来日”感を出し、もはや母国語のように使いこなす英語での煽り、シンガロングだった。

その立ち姿はまさにロックンローラーそのもので、貫禄さえも感じた。

 

10曲目、ピアノのイントロが流れ「イジメ、ダメ、ゼッタイ」が始まる。・・・と共に別れの時間が迫ってくるのを感じる。自然に中央に空洞ができWODの体勢に入る。悔いが残らないようにぶつかり合い、見ず知らずの出会ったばかりの仲間たちが友情を確かめるようにモッシュしあった。

このみんなの笑顔があればイジメもなくなるはず。そう信じれるくらいみんな幸せな顔をしていた。

 

最後の「SEE YOU!」の掛け声とともに去っていく三姫。これまで一時間ほどのライブだったが、体感では2~30分にも感じるほど早く過ぎていったし、名残惜しかった。

 

ここまで思い出すのが精一杯なほどライブ中の記憶を無くしたし夢の中のようだった。

最後はタオルを無くしたので拾おうと会場を探ったが見つからず、ついでに落ちてるペットボトルを何本か拾いゴミバコに捨ててやった。

BABYMETALのファンっていうのがマナーに関しても少しでも良いイメージを持ってもらいたいし、最高のファンベースだってことを知らしめさせたい。

 

 

この日の二日後には友達のメイト仲間のコピーバンドを観に行き、もう一度また同じようにBABYMETALの曲で盛り上がれるという幸せな一週間だった。

 そしてまたもロック界にビックニュース、あのロックの重鎮レッド・ホッド・チリペッパーズのツアーにBABYMETALがスペシャルゲストとして帯同するというのだ。

もう日本人アーティストが誰も追いつけないほど走りぬけ、国内では前人未到の領域にいる。

フジロックにベビメタが出ると聞いただけで文句を言っていた洋楽厨をさらに発狂させることだろう。