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火魔人のベビメタ語り

BABYMETALのファンブログ

音楽とビジネス 考え方のギャップ 【BABYMETAL】

 

2014年、BABYMETALがソニスフィアでアウェーの中6万人ものオーディエンスの前で伝説を作った頃、日本のTVでは情報統制でもあったかのごとくほとんどこのニュースは報道されなかった。

たしかその頃はTVをつければ小保方さんだの佐村河内だの野々村竜ちゃんだのとっかえひっかえスケープゴートを作りだしてジャーナリズムを盾にして袋叩きにしていた。

それは今も昔も変わらない。

どんなに歴史的な快挙をやってのけても一日もたてば忘れ、誰かを叩いてストレスを発散させている。

みんな他人の”いいニュース”なんてこれっぽっちも興味が無いのか。いやそれともマスコミに洗脳でもされたのかな?

 

もうそういうのはこりごりだ。寝っ転がってワイドショー見ながら他人の悪口を言ったりするオバちゃんみたくなりたくねー。

 

このはるか異国の地で起きた奇跡を動画を通してとはいえリアルタイムで体感してしまった時点で、もうすでに遠い未来にいるようだ。

同じ日本人が音楽の歴史を、道無き道を切り開いたのにこんなにも無関心で気づかないなんて。

 

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いち早くこの存在に気づいていたメタル雑誌「ヘドバン」など一部の雑誌を除いてはほとんどの音楽雑誌も無視を貫いた。

いやいやいや・・・。好き嫌い関係なしに音楽のレビューを扱っておいてBABYMETALに気づかないなんてアンテナ錆びすぎでしょ!

逆にわざと取り上げないのであれば業界腐りすぎでしょ!なんて常々思ってた。

 

それからレディー・ガガオープニングアクトなんてすることになってようやくテレビで取り上げられるようになってきた。

その後、枕詞のように「ガガの前座」「ガガの前座」とつけられ報道されていたBABYMETALだったが、ファンからしてみれば「いや、そこじゃなくてさ~」
とツッコミを入れたくなるような状況だった。

やはり人は結果しか興味ないのだろうか。

 

国内でそれほど知名度を上げることなかった彼女たちは海外で快進撃を続けていた。

NY,ロンドンと音楽の都を次々とソールドアウトにしていく。

まさしく「陥落」。

昔、彼女たちが掲げた「世界征服」の文字はあながち間違いでもなかった。

 

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イギリスではメタル雑誌「METAL HUMMER」と、イギリスで最も売れている音楽雑誌「KERRANG! 」から立て続けに賞をもらい、ようやく世間的にも朝の情報番組などでたびたびBABYMETALの名前を目にする機会が増えてきた。

 

国内でもライブ会場をさいたまスーパーアリーナから幕張、横浜アリーナと動員数を増やしていき、ミュージックステーションの特番など影響力のある音楽番組にも出たりと破竹の勢いでスケールアップしていく。

 

そして今年2016年には待望の2ndアルバムがビルボード39位という快挙、イギリスでは日本人初ウェンブリー・アリーナで1万2000人規模の動員ライブ。

そして2年連続のケラングでの賞を受賞、秋には東京ドームで2Days公演・・・

 

・・・とまあこういう類の情報は他のブログや記事でもいくらでも書いてあるので今更書くこともないんだけれど、ここで重要なのはこれまでの偉業をどう捉えるかだろう。

 

”海外で人気”という言葉が一人歩きしていた頃も、ネットの記事でしかBABYMETALの事を知らなかった人にとっては眉唾ものでしかなかったと思う。

しかし、一つ一つ大きな結果を残すことでこの”人気”というものが本物なんだと納得させるには十分な判断材料だ。

 

それではその実力の程はいかほどか。ライブ映像を見ればある程度は伝わるだろう。

しかし本当に知るためには実際のライブを見て確かめるしかない。肉眼で一度見たらそれが本物だと、どれだけ本気だとわかるだろう。

映像で満足してる人にもライブはどうか一度でいいから体験して欲しい。この隙のないハチャメチャな楽しさは是非みんなと共有したい。

 

 

セカンドアルバムの発売後あたりから、さも昔から知ってましたと言わんばかりのエセ評論家が的はずれなレビューを書き散らしていったり、それまでは否定派だった者の手のひら返しもいっぱいあった。

そんな実にもならない記事を見るくらいなら、ツイッターで最近ベビメタを知った人の反応とか見るほうがよっぽど意味を持ってる。

 

BABYMETALが海外進出で”成功”したケースと言われる一方、Perfumeモー娘。ももクロなどの海外進出を”失敗”と比較する記事もあった。

”失敗”・・・なんて悲しい表現をするんだろう。結果は振るわなかったとしても彼女たちも道無き道への挑戦だったのに。

BABYMETALが海外でビジネス的な成功を収めたとして、それを後追いのグループがモデルケースとして真似したところではたして同じ結果が出せるのかな?

 

メディアで取り上げられることによってBABYMETALという存在を知るきっかけになるのは喜ばしいこと。「人気だから」とか「売れてるから」それも知るきっかけの一つかも。

でも、本当に知ってもらいたいのはその先にあるもの。

それは”好き”という気持ち、つまり”愛”だ。

 

毎日曲を聴いてるとかでもいい、メンバーの誰が好きとか、ベビメタに感化されてモノを作るのも、その音楽について語り合うことも、愛し方はそれぞれ。

 

もし仮に友達に「ベビメタ?ダサ!」って言われたら聴かなくなるなんて人は所詮それだけの愛。それこそダサいよ。

 

去年ツイッターももクロやベビメタが紅白に出れないとわかるやいなやその2グループを馬鹿にして叩いていた人がいた。(両グループのファン合わせて100万人は敵に回したな笑)

荒い口調や煽りは置いといて、その本人にとっては「音楽<売上」の方が重要なのだろうし、紅白というものを権威のあるものと考えてるみたいだ。

うん。その人にはその人なりの正義があるのかもしれない。

でも音楽の番組なのにいっさい音楽の話もなく、誰が大御所だとかどこのグループがCD何枚売れたからという理由だけで偉いとかじゃないだろう。

その人自体もただのファンであって、その人自体がすごいわけじゃない。

 

つまりは今回のテーマはタイトル通り、音楽とビジネスの考え方の違い。芸術と芸能の違いみたいなものだ。

「好きなグループが結果を出した」のと「結果を出してるグループだから好きになる」

とではまるっきり順番が逆だよね。

 

賞をもらえたとか、動員数が伸びたり、CDが何枚売れたという話はもちろん嬉しい。

ただ、それより大事なのはファンがどれだけ楽しめたかということじゃないだろうか。音楽というものを通じて生まれる人と人とのコミュニケーション。

それはたとえ小さなグループであろうと変わらないはずだ。

 

自分はBABYMETALを好きな理由はたくさんあるけれど、世界中のファンたちのこういう笑顔を見ると本当に好きでよかったって思える。

 

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